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沙英、夏目、屋上にて。

夕暮れ時の屋上。校庭には下校している生徒の姿が見える。談笑しながら帰宅している生徒を眺め、私はこの手紙の主が来るのを屋上で待っている。
「告白・・・とかじゃないよね・・」
貰った時は初めてのラブレターかと思ってドキドキしたけど、とても可愛い字なのでその可能性は少ない。

ヒロに相談してみたら
「あら、素敵じゃない沙英。沙英にも良い相手が出来たのね♪」
とからかわれた。

こういう体験も小説の為になるならと思い、断る前提で待っている。

ヒロは今頃晩御飯の準備してるのかな、などと考えていると屋上の扉が開いた。
私が振り返ると、そこには・・・・夏目が居た。

「な、夏目!? なんでこんな場所に・・・」
私は焦った。それもそうだ、もしこのまま手紙の主が来て夏目にバレでもしたら何を言われるか分からない。
しかし、夏目は私のそんな心配をあっさりと壊した。

「て、手紙読んだでしょ? そ、それ・・・・私が書いたのよ・・・」
「え・・・てことは夏目が私を呼び出したの!?何で・・・?」
今度は別の意味でドキドキしてきた。普段は顔を合わすだけで突っ掛かって来る夏目が、今日はおとなしい。
もしかして、何か企んでいるのだろうか?そんな邪推をしてしまう。

「ねえ、沙英は、好きな人とか・・・いるの?」
「!!!?」
イキナリとんでもない事を聞かれた。何?何が目的なの・・・赤面しそうな顔を必死に出さないようにして、冷静になって答えた。

「夏目には関係ないことでしょ。まあ、私ぐらいになると好きな人の1人や2人・・・」
「それって・・・ヒロさんの事?」
「な・・・何言ってるのよ・・・女の子を好きになるわけなかろう!」
突然の振りにあっさり動揺してしまい、顔を赤くさせながら答えてしまった。相変わらず私は突然の事に弱い。

「私は、沙英の事が好きなの!最初に会って優しくされた時から・・・ でも、沙英の隣にはいつもヒロさんが居て、私には・・・勝ち目が無いって」
「ちょ・・・ちょっと待って! これは何かの冗談とかじゃないの?」
私は夏目の言葉をさえぎった。

これはきっと何かの罰ゲームで、夏目は言わされてるだけ。と自分に言い聞かせながら夏目に聞いた。しかし、逆効果だったらしく夏目が泣き出しそうな顔になった。
「普段は・・ちょっと素直になれなかったけど、今気持ちを伝えないと・・・・きっと一生後悔すると思って、沙英をこんな場所に呼び出したんだからっ!」
そう言うと、夏目は泣き出してしまった。どうしていいか分からず、迷った挙句私は夏目に近づき、そっと肩を抱いた。

「ごめん、夏目・・・夏目がそんな風に思ってるなんて、考えても見なかったからさ。本当にゴメン!」
「私も普段の接し方が悪かったのよね。いつも困らせて、ゴメンね沙英・・・」
「で、でもあのさ、女の子が女の子を好きになるってのは、どうかなって思うんだけど・・・」
「沙英だっていつもヒロさんと一緒に居るじゃない?!あれは・・・そういう関係じゃない・・・の?」
「ヒロは、その・・・特別なんだよ。ひだまり荘のみんなは特別。」
「私だって・・ひだまり荘に住んで、沙英と一緒に暮らしたかった。でももう遅かったのよ・・」
「その・・あの・・ゴメン」
私は夏目の迫力に負けて謝ってしまった。そして沈黙が続いた。
沈みかけの太陽の光が段々と消えかけ、風が心地よい放課後の屋上。そんな屋上で続く永遠とも思える沈黙を崩したのは夏目だった。
「分かった。確かに私も急すぎたよね・・・お友達になら・・なってくれる?」
素直になった夏目に太陽が当たった姿は、いつも以上に可愛く見えた。
「当たり前じゃん。私は夏目のこと友達だと思ってたんだしさ。これからも、よろしくね!」
そういうと、私は右手を夏目に差し出した。
「こちらこそ・・よろしくね、沙英!」

私たちはひだまり荘まで一緒に帰り、夏目を見送り
「今まで嫌な奴だなって思ってゴメンね、夏目・・・」
私はそんな独り言を言いつつ、自分の部屋へ戻った。




【あとがき(と言う名の反省)】
勢いだけで書いたので、かなりグダグダになってしまった・・・。
本当はこの後にヒロの嫉妬大会を予定してましたが、それはまた別の機会に(あくまで予定ですw)
心情表現とか、言い回しとか難しいですね。
あんまり沙英さんっぽくないし、夏目っぽくもないですよね。
もっと研究が必要だなぁ。

最後に、こんなダメダメなSSを見ていただきありがとうございましたー!
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